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2021年度【卒業制作展訪問】JIDA中部ブロックデザイン賞のご紹介

公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会
中部ブロック・次世代事業担当
委員長 岡田 心

◆2021年度【卒業制作展訪問】JIDA中部ブロックデザイン賞のご紹介◆

中部ブロック・次世代事業委員会では、2020年度もデザイン系大学卒業制作訪問(卒展訪問)を開催し、訪問先毎に優秀な作品を選定し表彰しました。本年度もコロナ禍での開催となり、大学ごとに感染症対策をしながら、無事に開催することがきしました。今後の開催予定はこちらを御覧ください。

2021年度のJIDA中部ブロックデザイン賞は以下の方々です。

2021年度JIDA中部ブロックデザイン賞

■名古屋造形大学

 2021年12月22日(木)会場:愛知県美術館ギャラリー8F

ライフデザインコース16名の作品発表を聴きました。日常生活で見過ごされがちな問題をメンタル面に着目し解決していく作品や、発想豊かな作品など優秀な提案を多く見ることができました。課題は、自分の考えを聴き手(購買者)に如何に理解して貰うか伝達する表現方法にあります。
今回、着目した日常生活の問題を更に深く分析することで課題の本質が見えてきます。皆さんのデザイン力で社会を大きく変える提案を期待しています。(総評・伊奈史朗)


最優秀賞:谷越日和 「擬人化を取り入れた家電製品」


評価コメント:
「人と生きる物」をテーマに家電製品と人との関係性を掘り下げた提案で、動作や質感にペットのように愛玩できる要素を盛り込んでいる。ただ一般的な「可愛らしさ」ではなく、物側から人にすり寄ってくる「頼りなさ・弱さ」がコミカルなブランドイメージとなっていて面白い。それぞれの質感の差を表現するために白色に揃えているところなど、表現にもセンスを感じる提案である。(文責・後藤規文)


優秀賞:渡邉瑞貴 「使い方に自由度のある家具」


評価コメント:
リビング用のテーブルと椅子の提案で「引き出し」の箱としての使い勝手を掘り下げた提案。ディテールなど丁寧につくられた試作は完成度が高く、各部位に込められた想いを感じる好感の持てる作品。ウッドショックの影響か、材料が揃わなかったことを逆手にとらえ、様々な種類の木材を部位ごとに上手く使い分けているところにもセンスを感じる作品である。(文責・後藤規文)


優秀賞:佐々木花 「からくり機構を利用した文具」


評価コメント:
デザイン視点として、現状の社会的問題点に対する考え方(SDG's)のようなテーマや現状の生活の不便を解消する考え方は重要なデザイン課題であり顕在化している一般的なテーマです。佐々木さんの日本の伝統工芸に光を与える事に着眼した姿勢を評価しました。モノは時代に生きてきた人々の知恵の上に成り立つものです。確かなからくり技術の研究の成果を現代の文具アイテムとして捉えたプロダクツは伝統技術の高い品質を受け継いだデザインとなっている。伝統技術を継承したデザイン視点にセンスを感じます。(文責・江藤太郎)


特別賞:志水大樹 「ALINE(変身ヒーローとデザイン)」

評価コメント:
戦隊モノ・ヒーローのコスチュームの提案で、パーツ類は自身の身体を型取りにフィットするように制作された力作。歴代の戦隊ヒーローを研究し、動きやすく、かっこよく見えるボディバランスをベースに考案されていて、なるほどと思わせる要素も多い。好きな事をとことんやり抜いた研究は「あっぱれ!」である。(文責・後藤規文)

 





主催:(公社)日本インダストリアルデザイナー協会・中部ブロック
協力:セントラル画材株式会社

 

 

 

更新日:2021.12.23 (木) 20:01 - (JST)]
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