卒業制作展訪問

3月1日(土)に名古屋芸術大学と名古屋デザイナー学院、3月16日(日)に愛知産業大学と愛知県立芸術大学の卒業制作展を訪問し、各校より中部JIDA賞を選定しました。

両日とも多数の会員が参加し、活発な意見交換が行われました。近年制作者個々の主観に基づく作品が増える傾向にありましたが、今年は“機能とデザイン”“環境とデザイン”“障害とデザイン”など、“社会とデザインの関わり”という問題に対して、真正面から取り組む作品も数多く見られました。

参加者からも高い評価を得た以下の方々を、中部JIDA賞に決定しました。


  JIDA賞受賞作品

  ■名古屋芸術大学
デザイン科インダストリアルデザインコース
荒木 洋平

「カシャ カシャ カメラ」

■名古屋デザイナー学院
生活雑貨コース
平岩 可奈子

「食べる〜A子さんのための自助具」


  ■愛知産業大学
造形学部産業デザイン学科
プロダクトデザイン
川勝 崇司

「古紙を原料とした家具のデザイン提案」

■愛知県立芸術大学
美術学部デザイン科
原田 雄一

「fortis」(折りたたみ椅子)





2003年新年会


1月25日(土)、割烹・都筑にて新年会が行われました。

■勝見賞を受賞された諸星和夫氏

■愛知県立芸術大学を退官される河村暢夫氏


デザイン講談 ”私とセレステ” 開催
5月19日(日)、元三菱自動車意匠課長の二村正孝氏をお迎えし、三菱岡崎教育センターでデザイン講談を開催した。この講談は広く一般にも公募した為、デザイナー以外に全国のセレステクラブや三菱500オーナーズクラブの会員をはじめ、一般含め50名が参加、クラブのセレステ6台とGTO1台が飾られるなど、大変な賑わいとなった。講演会の講談内容は、三菱デザインの創成期から、GMデザイナーによるコンサルテーション、セレステを指揮した時の苦労話など、戦後から現代に至るまで企業カーデザインの歴史紹介であり、非常に興味深いものがあった。

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