JIDA Chubu Bloc  
JIDA中部ブロック平成21年度総会
講演会「21世紀のスズキデザイン」
スズキ歴史館見学会
開催日:2009年6月6日 開催場所:浜松市可美公園総合センター・スズキ歴史館
スズキ(株)四輪デザイン部長、服部守悦氏の講演
スズキ(株)四輪デザイン部長、服部守悦氏の講演

スズキフロンテと、懐かしい昔の玄関の再現模型
スズキフロンテと、懐かしい昔の玄関の再現模型

優勝した50ccレーサーと、選手の使った旅行鞄
優勝した50ccレーサーと、選手の使った旅行鞄

デザイン紹介コーナーにおける実寸テーピング
デザイン紹介コーナーにおける実寸テーピング
今年度の中部ブロック総会はいつも開催される名古屋ではなく、静岡県の浜松にて行いました。その一番の理由は、浜松地区では多くの工業デザイナーが活躍し、JIDAとも昔から縁が深い地域だということです。また浜松に本社のあるスズキ(株)が、この4月にスズキ歴史館をオープンしたのもきっかけとなりました。地勢的に疎遠になりがちですが、JIDA会員も多く、久しぶりに交流を温めたいと企画したものです。
会員、そして会員以外の方々にも多く参加していただき、数少ない機会を有効に生かすため、総会に交流事業(安倍委員長担当)と研究事業(関本委員長担当)を組み合わせたのが今回の特徴です。6月6日(土)の午後、浜松市可美公園総合センターにて先ず総会を開催しました。終了後引き続き、新任されたばかりのスズキ(株)四輪デザイン部長、服部守悦氏に講演していただきました。「21世紀のスズキデザイン」をテーマに、英国RCAにおける文化の違いを感じさせる事例など、興味深く話を伺いました。
その後場所を移動し、できたてのスズキ歴史館(浜松市南区高塚町)を見学しました。3階建ての建物も含め、ゼロから企画構築されたその展示は、全員が感激した素晴らしいものです。JIDA乗り物研究会のホームページに掲載されている木村一男さんのレポートでもご覧ください。
また今回、場所を離れたことで、久しぶりに泊りがけの懇親会が実現しました。遠方からの参加者には負担をおかけしましたが、一泊しないとできない深夜に及ぶディスカッション、久々の熱い語り合いが実現しました。昔入会した頃の熱いJIDAを思い出しました。
以上は中部ブロックの今期テーマ「トランスポーテーションデザイン中部」に沿ったもので、学生も含め延べ54名の参加がありました。遠方から参加していただいた浅香理事長と杉本理事(東京)、浅野会員(金沢)、柳原会員(尼崎)、そして地元浜松で尽力していただいた和田会員、片岡幹事に深く感謝申し上げます。

中部ブロック長 江口倫郎



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